英語の発音は、九九より簡単って、マジで?

九九より簡単

英語の発音と九九って、
ちょっと比較がおかしいのですが
あえてどのくらい簡単かを
わかりやすくする基準にしてみました。

 

英語の九九って、あなたは
スラスラ覚えられましたか?



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イヤ~、私はキツかったです。
7を超えて、8.9の段なんて
もう学校に行きたくなくなる位。
(それでも後には算数が1番好きでした。)

 

でも、振り返ってみれば、
九九を言えない人って
ほぼいなくないですか?

全員、強引に無理やり
覚えさせられますよね。
あ、強制で無理やり
英語の発音を覚えさせるわけでは
ありませんので、ご安心を。笑。
九九は全員が覚えられた!
私はその位
英語の発音は誰でもできるようになる
と信じています。

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そして、あくまで体感ですが、
発音は、9の段までいかず、
おそらく6.7段位までの努力
で大丈夫です。

 

私がまったく英語なんて話せず、
0から学んだ方法は、
あの九九の大変さには
ぜんぜん及びませんでした。

 

なぜ、英語の先生は
そこまで頑張ってくれないのでしょう?


英語の先生が発音をできるまで教えてくれない3つの理由

私、よく中学時代を振り返って
思うんです。

 

なぜ、中学1年生の時に
遮二無二(シャニムニ)、
首の根っこ捕まえて、

この発音ができなきゃ
次の学年に進学させない!

捕まえる

そう、九九のように
やってくんなかったんでしょう!

(今は、小学5.6年生ですね。)
あくまで推測ですが、
1つ目の理由として、
おそらく英語の先生になる位だから、
英語は大好き、大得意のはずです。

ご両親が、
英語関係のお仕事かも知れません。

でも、もともと英語好きだから
一般人よりはるか多くの英語を
聴いて聴いて聴きまくり、

何度も何度も練習して、
知らないうちに上手になられたんだと
思います。

発音の形が知らないうちに自然と
身につき、気付いた時には、

人に説明できにくく
なっているのかもしれません。

 

2つ目の理由は、
教えなければならない単語や文法が
多すぎて、時間が取れない。

また、昔ほどではないけど
テストや受験に向けた筆記や読解が
優先されるのかもしれませんね。

 

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3つ目、これが一番有力です。

もし、発音をテストにしてしまえば、
口頭で試験する時間が取れないため。

1人1人をチェックしてたら、
どれだけ時間がかかるか計り知れないし、
受験のような規模の大きいテストは
尚更ですね。

それに、先生も生徒も個人差があって
点数の基準がわかりにくいため。

 

ただ、どうしても発音は必要なので

  • 発音が違う単語を選びなさい
  • 同じ発音の単語はどれ?
  • RとLの違いのヒアリング

なんていう、本来筆記で
◯×をつけるようなものではないのに
学問のようになってしまいました。

 

発音は、ペンとノートで学ぶではなく、
口と手振り身振りのポーツに近いんです。

 

さて、ヒントがでましたが、いよいよなぜ私は
英語の発音を簡単と言ってしまうのか
お伝えします。

英語の発音が実は簡単と言い切れる理由

中学、英語のはじめの頃、
じゃあ、発音を習わなかったか?

と言えば、そうとも言えません。

思い起こせば、確かに習いました。
回だけ…。
それは、手を抜いていたわけでも
ありませんでした。

R や th も それなりに
口の形や舌の出し方等
教わりました。

 

口をどんだけ開けるのって
いうほど大きく開けたり、
ツバを吐くような音だったり、

 

シャイで恥ずかしがりのだった
こともあり、意外と野蛮な発音に

英語って、実はき・た・な・い…
とさえ、思ったくらいですから。

 

でも、1回だけ…。

 

一回しか教わらなくて
どうして発音が
できるようになるでしょう?!

 

確かな感触、手応えをつかむ
随分手前の位置です。

 

ふ~ん、そうなんだ~位で
終わってしまいそうな時間に
過ぎません。
はーい、ャッチボールやろうね。

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ボールはこうやって投げるんだよ。
よーくみててね。
じゃあ、投げる真似してみようか。
はい、そうだね。
じゃあ、後は帰ってやんなさい。

 

っ?!」

 

とか、

 

転車は、こうやって右足でペダルを踏んで
左右でバランスを取りながら。。。

自転車

一回だけささえてあげるからね~。
はい、後は上手になるまで
お家で練習してね。

っ?!」
あなたや私が発音できなかったのは
まさにこんな状態なんです。

 

この状態だとわかっていたら、
もっと叫んだでしょう。
「こんな1回でできるように
なるわけないじゃん。
もっと教えてくれないと
分かんないよ!」

 

誰だって、今だったら分かります。
誰だって、今だったら
問い詰められるでしょう。

 

でも、その時は、そういうものだと
思ってましたよね…。

 

だから、あなたや私ができなくても
何の問題もありません。
誰の責任でもありません。
誰を攻めてもしょうがありません。
じゃあ、どうしたらよいでしょう?

 

英語の音には、それぞれに
ほんのちょっとしたコツが
あります。

 

次回はそのコツや、
英語の発音の本質に迫ります。